リード選びのヒント

ナイロン・リードとレザー・リード(皮リード)とどちらが良いのでしょうか?と時々尋ねられます。ナイロンが良いか、レザーが良いかは好みもあるかと思いますが、下記がどちらを選ぶかのヒントになれば幸いです。

●ナイロン・リード
 比較的安価な上、強度としてはかなり丈夫です。
 ナイロン生地に傷などが入っていない限り、引っ張りに対する強度はかなりあります。
 プレミアカラー同様、色のバリエーションが多いため、オシャレに使えます。
 素材が柔らかいので束ねたり、結んだりするのが楽です。
 汚れたら洗うことが可能です。

 <欠点>
 犬が強く引くと、持った手の中で滑り、こすれて手が痛くなったり、リードが細い場合は火傷をする恐れもあります。
 ナイロンのみの場合、犬がかじったりして傷が入っていると切れるおそれがあります。(犬がオモチャにして遊んだりしないよう注意してください)
 ファイドシリーズのリードは、柄のテープが縫い込まれているために地が分厚くなっており、どこかに結ぶ、小さく手に束ねるということが少しやりづらい、という面があります。

レザー(革)リード
 犬が強く引く場合、ナイロンほど手の中で滑らないので犬を止めやすくなります。
 使い初めは固かったりするのですが、手になじむほど使いやすくなります。

 <欠点>
 ナイロンに比べて相対的に価格が高くなってしまいます。
 水に濡れたりした後は乾かして保管する、場合によってはオイルを入れるなどの手入れが必要です。(怠るともちも悪くなります)
 犬によっては、皮の臭いに惹かれて(?)積極的に齧る子がいるようです。傷が入った場合ナイロンと同じく強度は落ちます。

いずれにしても、お散歩から戻ったら犬の手(口)の届かない所に確実に保管してください。

★ロングリード使用上の注意

 リードは長くなれば長くなるほど、末端にかかる力が強くなります。
 すなわち、12メーター先で犬が引っ張った時にこちらが受ける力が非常に強くなる、ということです。小型犬の場合はまだしも、大型犬の場合はかなりの力がかかります。すなわちこれは、同時に「同じ大きな力が犬の方にもかかる」ということでもあります。
 その上で注意すべきことは、本当に言葉通り「全く」トレーニングの基礎も入っておらず呼び戻しも効かないような犬を広い所に連れて行ってロングリードをつけて自由にさせることは、いくらリードがついていても10メーター先で何が起こるかわからない、あるいはリードが付いているのにコントロール不可能という状態に最悪の場合、陥ります。
 つまり、ロングリードがある分はある程度の安全は確保されますが、ヘタな使い方をしてしまったら「10メーターのリードをつけたままの『ノーリード状態』で、コントロール不能になってしまうことがあるのです。その上で、先にも書いたように「大きな力」が双方にかかり、場合によっては危険なことすらあります。(犬が吹っ飛んでいった勢いで、リードの端で頭からひっくり返ることもあります)

 上記のようなことを考えると、ロングリードは「ただ付けておけばいい」という物ではないことはご理解いただけるかと思います。
 ロングリードを付けたから「自由に」「犬の好き勝手に」させるのではなく、ロングリードは「いざという時に確実に」犬を確保できるための道具と考えて、ロングリードを使用して安全を確保しながらの「基礎トレーニング」を行ってください。10メーターの端まで行かせてしまってから引き戻すのではなく、その手前で呼ばれれば戻れる、声をかければ止まれる、ということを目標にトレーニングをしましょう。
 ロングリードは、上手に使えば、10メーターあるかないかの距離だけで、随分と犬の運動ができます。上手に使うコツは、端っこまで吹っ飛ばず、吹っ飛ばさず、余裕をもって使う、ということです。
 なお、1メーター離れた所から呼んでも戻れない犬は、10メーター離れたらその10倍、戻って来られないと考えましょう。基本である「呼び戻し」をしっかり教えてからロングリードを上手に使いましょう。

 なお、ジェントル・リーダー使用時はジェントル・リーダーにロングリードは付けず、必ず首輪、あるいは胴輪を併用して、そちらに付けるようにします。

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